パンドラは播磨にあった

あまりに暑いので、休日は滝めぐりをしています。 前の日曜は、柳田国男の故郷・福崎から少し北に上がったところにある、七種(なくさ)の滝に行ってきました。 落差が七十メートル以上もある巨大な滝で、すぐふもとまでクルマで行けるので、子供連れでも行きやすいところ。まあ、私は子供連れじゃないし、そのうえ、クルマでもなくて自転車ですがね。 …ともあれ、なかなか涼しくて気持ちイイです。 そんなに知られてないのか、たいして混んでないので、夏場のおすすめスポット。

天の階

天の階段 前の記事で、姫路の北西にある峰相山系の「トンガリ山」が、稲にまつわる古代の神秘思想の舞台であることを書きました。 山頂付近の巨石「亀岩」にはかつて、その窪みに香稲が生え、これはオオナムチ・スクナヒコナが置いた稲種であって、稲作の起源を説く伝説がもともとはあったのではないか、と。 それは毎年毎年、稲が新たに再生することで、反復され続ける神話でもありました。 長くなるので書き及べなかったことをいくつか補足してみると。

播磨のピラミッド(亀石から眺める「もうひとつの日本史」)

トンガリ山はピラミッド? 播磨にはところどころに「もうひとつの日本史」が顔をのぞかせます。 例えば、姫路の北西、峰相山に鶏足寺という寺があって、ここは日本の仏教発祥の地…という見知らぬ日本史。 神功皇后の時代に、新羅の王子が草庵を開いたのが創始で、秀吉の命により、黒田官兵衛が焼き討ちにするまでは、大いに勢力を誇っていました。 (このあたりは各時代時代にいろいろ不思議なものがあるゾーンで、現在も太陽公園白鳥城というギョエーッ(©大阪府知事)というシロモノが聳えており、個人的には姫路城よりおすすめ。

姫路城の改修工事がじょじょに始まっている

姫路城の改修工事が始まっています。本格的な開始は、4月12日から。 素屋根を積み上げていくということで、天守閣全体がドーム状の足場で囲われてしまうらしい。 工事期間中も入場できるけど、天守閣に登れない時期があるようです。 詳しいことは、姫路城のサイトで。 →姫路市|姫路城大天守保存修理期間中の観光について(平成22年3月10日更新) このところ、土日は、かけこみ登城(?)で、すさまじく混雑しています。 臨時駐車場がいくつかできてるので、それを利用するのがいいかも(上のリンクにその情報あり)。

さらにまたまた皿屋敷

皿なる謎 前の記事で、皿屋敷のお菊さんが、じつは群馬出身であることを書きました。 播州か番町か、本家争いもあるお菊さん。 ですが、もともとは、群馬の甘楽郡あたりを支配していた小幡一族の氏神さま。 近世の始まりの頃、いくさに負け領地をうばわれた小幡氏。 江戸時代には徳川の家臣となってあちこちの藩で仕官し、その先々で「お菊さん」を池や井戸でまつったため、これが日本中に四十ヶ所以上あるという皿屋敷伝説のもととなりました。 …この説って、定説になっててもおかしくないんですが、意外と知られてなくて、私もつ